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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

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2024年12月 新刊&おすすめ絵本

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ふだん、仲間同士でどんな会話をしているんだろう。1日24時間をどんなふうに過ごしているんだろう。じっとしながら何を考えているんだろう。観察してみても、図鑑を読んでも解き明かされない動物や生き物たちの世界。だからこそ絵本の中で描かれる彼らはのびのびいきいき、表情豊かでとっても魅力的、私たちはとりこになってしまうのでしょう。

今回ご紹介するのは、生き物たちが主人公のかわいい絵本! きたむらさとしさんの最新作は、学校に憧れる子犬の冒険。犬たちが通う学校もなんだか楽しそうです!虫や動物たちの服の仕立てるこびとの三姉妹、ドレスの刺繍やビーズも美しいこみねゆらさんの絵本は、その世界観に魅了されます。小笠原・西之島が舞台、カツオドリの女の子の物語には、過酷な自然の中で生きるたくましい生き物の姿が。

ほかにも、おおでゆかこさん、nakabanさんなど個性豊かな絵本作家さんの作品がそろいました。同じ動物でも描き手によってキャラクターがさまざまなのも、おもしろいです。動物好きの子どもたち、大人の方へのギフトにもどうぞ。

ルーシーがいない間はひとりでお留守番、でもぼくも初めて学校に!子犬のハラハラドキドキ大冒険『こいぬのがっこう』きたむらさとしさん最新作

  • こいぬのがっこう

    出版社からの内容紹介

    ルーシーが学校へいっているあいだ、ぼくはひとりでおるすばん。ルーシーは学校でなにしてるんだろう? でもきょう、ぼくは、はじめて学校にいったんだ。からだの掻きかたから、においのことまで、たくさん習って、たくさんおぼえて、みんなで町へ。学校って楽しいな。ところが、そのあとにハラハラドキドキの冒険がまっていた!

この書籍を作った人

きたむら さとし

きたむら さとし (きたむらさとし)

1956年 東京生まれ。1982年にイギリスで絵本作家としてデビューし、以来、イギリスを拠点に世界的に活躍を続ける。約10年前に帰国し、現在は神戸市に在住。絵本作家、イラストレーターとして活躍。デビュー作「ぼくはおこった」(評論社)でイギリスの新人絵本画家に与えられるマザーグース賞を受賞。「ぼく ネコになる」、「おんちのイゴール」などの著書の他、「ふつうに学校にいくふつうの日」(小峰書店)では絵本日本賞翻訳絵本賞を受賞。その他「ぞうのエルマー」シリーズの翻訳者としてもおなじみ。

噴火により姿を変えた島。カツオドリの女の子・オードリーは生まれ育った土地に卵を産むーー小笠原・西之島が舞台の生命の物語『あたらし島のオードリー』

  • あたらし島のオードリー

    出版社からの内容紹介

    カツオドリの女の子、オードリー。生まれ育った島が、噴火でどんどん変わってしまいます。オードリーは島に残る選択をし、卵を産みますが、様々な困難でヒナを育てることができず…小笠原の西之島を舞台にした、生命の物語。

この書籍を作った人

川上 和人

川上 和人 (かわかみかずと)

東京大学農学部林学科卒業、東京大学農学生命科学研究科卒業。現在、独立行政法人森林総合研究所、主任研究員。主な著書に「鳥のふしぎ」「ポプラディア情報館」(ポプラ社)がある。

海がぎゅっと詰まったようなケーキ、恐竜大好きな子にはきょうりゅう島のケーキ……夢いっぱいのケーキでお誕生日会!『いろいろたんじょうびケーキ』

この書籍を作った人

おおで ゆかこ

おおで ゆかこ (おおでゆかこ)

1986年生まれ。2009年京都精華大学カートゥーンコース卒業後、イラストレーターとして書籍や雑誌、絵本の挿絵を描くほか、文房具や雑貨のイラストとデザイン、ぬいぐるみの販売など幅広い分野で活動中。著書に『すてきなおかし作り』他「はじめて絵本」シリーズ、『シロクマくつや』などがある。

虫や動物たちの服を作るこびとの三姉妹『もりのちいさなしたてやさん』は人間のお姫様に誕生日パーティーのドレスを頼まれ……ビーズ、刺繍が美しい

  • もりのちいさなしたてやさん

    出版社からの内容紹介

    もりのしたてやさんは、こびとの三姉妹。人間のおひめさまのおたんじょうびパーティーの服を頼まれますが、人間の服は初めて。森の動物たちといっしょに、おひめさまが喜ぶ服を一生懸命考えます。ついにできあがった服は…。

この書籍を作った人

こみね ゆら

こみね ゆら (こみねゆら)

熊本県生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科、同大学大学院で油画を学ぶ。1985年に渡仏、パリボザールに通う。1992年、初めての絵本『Les deux Soeurs』を出版。1994年に帰国後、絵本作家、イラストレーター、人形作家として活躍。『さくら子のたんじょう日』(作/宮川ひろ 童心社)で第10回、『ともだち できたよ』(文/内田麟太郎 文研出版)で第18回日本絵本賞、『オルゴールのくるくるちゃん』(講談社)で第47回講談社出版文化賞絵本賞を受賞。絵本に『こどもべやのおともだち アンナとビイプ』『ミシンのうた』(講談社)、『もりのちいさなしたてやさん』(風濤社)など。装画に『すきまのおともだちたち』(作/江國香織、集英社)、『魔法のたいこと金の針』(作/茂市久美子 あかね書房)などがある。

ネズネズは絵描き。聞こえてくる水の音、おいしそうなパンの匂い、周りのものを描いてくと……どんな絵になるのかな?『ネズネズのおえかき』

  • ネズネズのおえかき

    ネズネズのおえかき

    作・絵:
    nakaban
    出版社:
    文溪堂

    出版社からの内容紹介

    ここは絵描きのネズネズの家。聞こえてくる水の音やおいしそうなパンの匂い。身近なものからイメージを膨らませて、歌いながらどんどんキャンバスに描き進めていくネズネズ。いったいどんな絵ができあがるかな?

この書籍を作った人

nakaban

nakaban (なかばん)

1974 年広島県生まれ。画家。絵画、書籍の装画、文章、映像作品、絵本を発表している。主な著作に、絵本『ダーラナのひ』(偕成社)『ランベルマイユコーヒー店』(オクノ修 詩、 ミシマ社)『ぼくとたいようのふね』(BL 出版)など。趣味はりんごやいちじくなどの果樹栽培、ポストカード収集。コーヒー党の猫舌。本を読むのがすごく遅い。

動画公開中

文/竹原雅子
編集/木村春子

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