りっぱなたまごやきになるべきか、はたまた鳥になって空を飛ぶべきか……たまごがこんなジレンマをかかえていたことを知っていましたか? でも、めぐちゃんとおとうさんが、20個のたまごでつくったたまごやきは、その両方の夢をかなえることができたのです。フライパンの上で、ぷうううっと大きくふくらんで、めぐちゃんとおとうさんをのせて、冷蔵庫の向こうの雪景色へひゅーん。 こわくないよおとうさん、いい景色だよ!
絵本ナビのエディターズピックアップで見て、
題名に惹かれて図書館から借りてきました。
お父さんとめぐちゃんが、たまごやきを作ろうとするところから
物語が始まります。
めぐちゃん、推定年齢小学生くらいだけど、
そんな小さいめぐちゃん相手に、マジギレしているお父さんが笑えます。
お父さん、さいばしでガスレンジたたいたり、かなり大人気ない〜。
でもめぐちゃんは何食わぬ顔で卵焼きを作り続けます。
焼きあがったたまごやきと、お父さんとめぐちゃんの会話のかけあいが
最後までとっても個性的で、
ショートコントを見ているよう。
息子と二人でとっても楽しい気分になりました。 (ムスカンさん 30代・ママ 男の子5歳、女の子0歳)
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