空を飛ぶ大きな飛行機。 地面には、飛行機の大きな影が。 ある男の子が飛行機の影に入ると、 「あっ かげのひこうきに のせられました!」
かげのひこうきは、次々にいろんな人や動物を乗せて、どんどん飛んでいきます。 (でも、乗らない人もいるみたい) 海を越え、お魚さんたちも乗せて、とうとう空港へ到着。 そして、飛行機のドアが開くと……衝撃のラストシーンが待っています!
ページをめくる度に「え?」「あれ?」と思っていたら、いつの間にかその世界に引き込まれている、とっても不思議な絵本です。 ラストシーンを読んだら、「どうしてこうなるのかなぁ?」と、ぜひお子さんと一緒に話し合ってみてください。 凝り固まった大人の頭ではとても思いつかないような、柔らかで想像力豊かな面白い発想が飛び出してくるかもしれません!
(洪愛舜 編集者・ライター)
ひこうきがとんでいます。ひこうきの下には、大きなかげ。ひこうきのかげに入ると……かげのひこうき、いったいどこまでとんでいくのでしょう…?
不思議不思議!
とっても不思議ですが、楽しそうです。
ひこうきが飛んでいます。
そしてひこうきの影も飛んでいます。
でもひこうきの影とひこうきは少し離れています。
ひこうきの影にみんなが乗っていきます。
そのままぐんぐん進んでいきます。
どうなるのか、わくわくします。
最後はやっぱり楽しい展開でした。 (ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子14歳)
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