投書や取材をもとに、いじめの体験をリアルに再構成。 朝日中学生ウイークリーに連載中の漫画「明日がくる」からセレクトして書籍化。「明日がくる」は、朝日中学生ウイークリーの投稿欄「いじめ伝言板」や取材記事などをもとにして漫画の形で再構成したものです。 いじめられる子、いじめる子、それにかかわる人たちの本音や微妙な心模様がえがかれています。苦しい思いや悲しい体験だけでなく、こうしたら、こう考えたら…というヒントがいっぱいつまっています。 いじめをテーマにした小説も書いている小説家あさのあつこさん、タレントの細山貴嶺さんからのメッセージなども収録。小中学生にぜひ読んでほしい一冊。
いじめられている子、いじめている子、第三者、それぞれの視点から、「いじめ」について思うこと、体験したことなどを漫画形式で綴っています。
人に読んでもらえるよう、ある程度ソフトな表現になっているのでしょうから、
その現実は本当に重く、苦しく、辛いだろうと思います。
いじめている子にも苦しみがある、そう表現があったり、
いじめていた子にある日「気付き」が訪れて・・・ そんなお話もありますが、
いじめられている子の話を読むと、苦しみの強さは到底比べられるものではありません。
子供をいじめから守るにはどうしたらいいか。
それはこの本から具体的には得られないかもしれませんが、
実際にいじめが起きている時に、親はどう対処していくべきなのか。
いじめをしない心というものをどう教えるべきなのか。
子供達の体験を通して、少しでも学んでおきたい。
そう考えさせられる一冊です。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子6歳)
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