テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?
- ためしよみ
「いじめ」。子どもも大人も立場は違えど、誰もが1度は悩んだ経験があるのではないでしょうか。それほど身近に存在しているいじめ問題。もしいじめられる側になったら、いじめを見る側になったら、いじめる側になってしまったら…どうすれば良いのでしょう。いじめについてさまざま考えたり、親子で話すきっかけを作りたいとき、さまざまな状況を描いた絵本や読み物が大きな助けとなることがあります。また実際にいじめに遭ってしまったり、身近でいじめが起こった時の対処法やヒントを教えてくれる本をピックアップしました。
ふとっているこをからかうのは…いじめだよ! お花におしっこ、なめくじのくしざし、ひとにつば、かみのけをひっぱること、けとばすこと…おもしろくてしたいたずらが、いじめになってしまうことがあると、ユーモラスに教えるフランスのおしゃれな絵本。
【小学校低学年から】
一人の男の子が泣いている―始まりは知らない、みんながやったんだもの…。言い訳が続いた後、決まってみんなが最後に言う言葉「わたしのせいじゃない」。本当にそれで良いの?責任について考えるスウェーデンの絵本。
【小学校低学年から】
先生にほめられた、工作のクロウタドリをこうしのトミーに壊されてしまったルーシー。おかあさんにも言えず、なんとか直そうとしていましたが…。そのうち、ルーシーのほんが破られ、絵がくちゃくちゃになり、鉛筆が折られ…。それでもだれにも言えず、ルーシーは、どんどんかなしそうな顔になり…。クレア・アレクサンダーが、いじめの問題に取り組んだ作品。
【小学校低学年から】
冬のある朝、クローイのクラスにやってきたのは一人の女の子。「転校生のマヤですよ。」マヤのかっこうはみすぼらしい。お弁当のなかみもへんだ。クローイたちは、そんなマヤを笑いあい、ある日マヤの席がからっぽに…。多感な少女の心のうごきを丁寧にすくいとり、大切なテーマを読者ひとりひとりの心に問いかけます。
【小学校低学年から】
「学校は いじめられて つらい思いをしてまで 行くところじゃない」「うそを ついて下さい。」冒頭から、端的に常識をくつがえすような言葉。西原理恵子さんが、大人になった立場から、そして戦場カメラマンだった夫の見てきたものから、いじめという現実のその苦しさを理解し、具体的に生きて行く方法をマンガ絵本という形で訴えます。
【小学校低学年から中高生まで】
自信が持てず、自分のことが好きになれない子どもたちのための絵本。ルビーはクラスのみんなから嫌われていじめられています。学校の先生には叱られてばかり。たまに誰かに褒めてもらっても、その言葉の意味がルビーにはわかりません。でもある人に出会ってからルビーの人生は変わっていきます。
【小学校低学年から中高生まで】
いじめに傷つき、心を閉ざし、孤独の世界にとじこもっていく小さな妹の背中。彼女を傷つけ、あざ笑い、ののしった友達は、中学生になり、高校生になっていく。でも、妹の時間は凍りつき、やがて止まってしまいます。子どもから大人までひとりひとりが自分のこととして考えたいテーマが問いかけられています。
【小学校中学年から中高生まで】
いじめられた時、いじめた時、どんな気持ち?小学校2年生から中学生までの子どもたちが「いじめ・家族・反抗・良い気分」などを題材にまとめあげた28編の詩を並べている。親子で読んでほしい一冊。
【小学校低学年から中高生まで】
心のなやみに こたえます(16) いじめられたら どうしよう
作:ジェン・グリーン 絵:マイク・ゴードン 訳:たなかまや 出版社:評論社 ISBN: 9784566006850
税込価格: ¥1,320
なぐったり、お金や物をとったり、悪口いったり、仲間はずれにしたり…。いろいろないじめについてどう対処したらいいのか、なぜ人は人をいじめてしまうのか、いじめられている子をみたらどうするか、子どもたちといっしょに考え、話し合ってみよう。
【小学校中学年から】
いたずらされたり、こずかれたり、おどかされたり、からかわれたり……。そんな目にあった人は、この本を読もう!|「なあんだ、そうだったのか!」って、笑いながら読んでいるうちに、いじめなんかへっちゃらになってくるよ。もしかしてきみはいじめっ子? そんなきみも読んでね。
【小学校中学年から】
クラスのみんなから、からかわれたり嫌なことをされているトキオ。トキオのことが心配になったミケが一緒に学校についていくと、次々に友達がおかしな目に遭って…。ミケにやめて、と伝えるトキオ。けれども本当にやめてと言わなければいけない相手は誰なのかに気づいていきます。嫌なことをされた時の立ち向かい方を教えてくれる1冊。
【小学校中学年から】
マーヴィンはいじめっ子に「鼻をほじってた」といってからかわれる。「ほじってない」といえばいうほど、いじめがいじめを呼んで、マーヴィンはクラスから孤立していく。追いつめられたマーヴィンは、このピンチをどう切りぬけるのか?いじめをなくすためのヒントがたくさん詰まった1冊。
【小学校中学年から】
米利は、あまり話したことのないクラスメイトの昼間くんとバスでいっしょになる。どこへ行くのか聞いてみると、「きみは知らないほうがいい。」という。米利があとをつけると、昼間くんは駅の地下通路でホームレスの人と会っていた。
【小学校高学年から中高生向け】
小さなきっかけがさまざまな連鎖を引き起こし、少女が追いつめられていく過程、そして意外なところからその状況を打破していく姿が、リアルに、そしていきいきと描かれています。
【小学校高学年から中高生向け】
朝日中学生ウイークリーに連載中の漫画「明日がくる」からセレクトして書籍化された1冊。いじめられる子、いじめる子、それにかかわる人たちの本音や微妙な心模様がえがかれています。苦しい思いや悲しい体験だけでなく、こうしたら、こう考えたら…というヒントがいっぱいつまっています。
【小学校高学年から中高生向け】
さかなクン、乙武洋匡、あさのあつこ、石田衣良、内藤大助、西原理恵子、美輪明宏ほか64人のおとなたちからの、命のメッセージ。朝日新聞の大反響連載が一冊に。
【小学校高学年から】
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