自由学園の教師をしていた宮嶋眞一郎と、その家族や仲間たちが、今の社会に肉体的・精神的な生きづらさを抱える人や、そうでない人たちとともに働き、ともに学ぼうという精神で活動してきた〈共働学舎〉。その原点である長野県小谷村の山の中にある真木集落では、いまも「自労自活」の暮らしをつづけている。畑を耕し、家畜を飼い、カヤで屋根をふき、土壁を塗り、食べものをつくる。ちがうからこそ、ともに生きあえる。いまの日本が置き忘れた〈人の暮らし〉が、ここにある。
車も入らない信州の奥地で、江戸時代からの旧家で共同生活をする人たち。
協働学舎という、ハンディキャップをもった人たちの共同生活施設の紹介絵本ですが、老若男女がたくましく生活している脱世間的な姿に驚きました。
自給自足的な生活は独立社会のようですが、結婚式や、子どもの写真まで加わると、絵本だけでは計り知れない世界のようです。
自分にはまねできないと思いながら、訪ねていきたいような気にもなりました。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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