|
神は、地上のけがれをあらい流してしまおうと、大こう水をおこすことにした。でも神は、ただ一人の心正しき人、ノアに命じて大きなはこ船をつくらせ、家族と動物たちを乗りこませた。そして…。旧約聖書の有名な“大洪水”のお話を、生き生きとダイナミックに再現した絵本。
本棚にある洋書版を探し出してきた2才の息子
何故かこの本が大好きになりました
彼はまだ、たくさんの動物の中に
自分が知っているものを探すのが楽しいようですが、
それでも おふねのったね〜 と
動物たちの安否を気にしながら 楽しんでいます。
ノアが箱船を作り、動物たちをつがいで乗せ
世界を覆う嵐の中を 箱船の中で暮らす様子が
本当によく分かります。
動物たちが船を下り再び陸に戻った時の
船の中の、草などがちらかった荒れた様子で
レクリエーションで船に乗った訳じゃないと伝わります。
スピアの絵の素晴らしさでしょう
お話がなくったって、
ノアの箱船のお話がうろ覚えだって大丈夫
だって 全部 絵に描かれているんですもの
こどもと一緒に 絵を見ながら
色々お話を作りながら読んでいけば良いのだと思います。
そしていつかノアの箱船の話しを知った時
このスピアの絵の的確さが 確認されるのだと思うのです。
美しい絵は、それだけでストーリーを
伝える力があるのですね。 (ひだまりピッピさん 40代・せんせい 男の子2歳)
|