<五感のえほん>プロジェクト第4弾! 1983年、訪問販売のみで発売された伝説の絵本シリーズの中から、楠田枝里子と飯野和好という豪華著者による『かぞえる』が、新たな装丁でよみがえります! ▼<五感のえほん>とは? 2015年、復刊ドットコムから新たな絵本シリーズが誕生します!元々は、1983年に「ブリタニカ絵本館ピコモス」(日本ブリタニカ社 刊/全25巻/監修:谷川俊太郎 小松左京)として、訪問販売でのみ発売された絵本シリーズ。 再編集にあたり、わたしたちの社会や生活に根付く五感(みる、きく、かんじる…)
作者は元アナウンサーの楠田枝里子さんです。
エッセイなども書かれているので、文章はまとまっていて、表現も面白く楽しく読めました。
作品が面白かったのは、絵の担当が飯野和好さんだったというのも大きいかもしれません。
小学校の中学年くらいの男の子たちらしい友情も見えたし、
意地の張り合いで、モノを数えていくという流れもよかったです。
この作品は、数字的に数を覚えるための「かぞえる」話というより、
モノを「量る」ために必要な単位として、いろいろな「数」があるんだ。と描かれていて、それがものすごくわかりやすく伝わってきました。
絵も文字もはっきりしていて、理解しやすいので、読み聞かせにも使えそうです。
アイスクリームをたくさん食べるシーンなどとても暑い夏の時期が舞台なので、読むのは夏がよさそうです。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子21歳、女の子16歳)
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