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はじめは、ほんの小さな芽だったバオバブ。 やがて、アフリカの大平原にどっしりと根をおろし、 空に向かって枝をひろげ、何千年も生きつづける。 サバンナの動物たちは、バオバブのまわりにつどい、 実や花を食べ、木陰でゆっくりとした時間を過ごす。 たくさんの生命をはぐくみ、見守ってきた いのちの木、それが、バオバブ――。 バオバブという木のふしぎと、 サバンナに生きる動物たちの いきいきとした表情が楽しめる アフリカの絵本。
私がアフリカ大陸に興味を持ったのは20代の頃です。私は初めてバオバブの木を見た時の衝撃は決して忘れることができません。あれから何十年経っても、私はアフリカのバオバブの木のDVDを飽きるほど繰り返し観ています。だからこの本は興味深く読ませて頂きました。これはひじょうに楽しく、アフリカの魅力を教えてくれます。私はこの本を何度も読んでいます。この本を読んでいると、いつかアフリカの大平原でバオバブの木を眺めながら、人生に思いを馳せることができたらと本気で考えることがあります。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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