ちょっぴり哲学な動物寓話絵本
川に飛び込んで魚を捕るのが得意なカワセミと、空高く飛ぶことが得意なヒバリ。カワセミの真似をしようとヒバリは・・・? 旭山動物園の飼育員を25年つとめた作者・あべ弘士だからこそ描けるユニーク動物寓話。
動物園の飼育員から絵本作家になった作者だからこそ描ける、動物寓話絵本。生きものの生態や行動に対する確かな知識、鋭い観察眼で描かれる動物描写と、もしもこんなことがあったら・・・というユニークな空想から生まれる物語が、見
シンプルな文に、はっきりとしたカラフルな絵が魅力的です。おもしろく読み進めながら、この鳥たちの違いについて知ることができます。それぞれの違いにそくした、それぞれの生き方が興味深いなあ、と。あべさんの生き物の絵本は、楽しくよみながら、その生態がわかりやすくえがかれているので、おもしろいです。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
|