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世界の人々のあいさつ言葉がわかる、めくりしかけえほんです。世界で話されている150以上の言葉が出てきます。めくりの下には発音が書いてあるので、声に出してみましょう。象形文字や手話、さまざまな文字についての成り立ちについてのお話も描かれています。
この手の「世界の〜」にいつもがっかりさせられてきました。というのも、大抵主人の出身国がスルーされているからです。子供達に読んでやろうと思っても、主人の国(子供達にとっては日本の次によく知っている国)が載っていないと説明しにくいので、いつも私が先にこっそり確認していました。
でも、この本にはちゃんと主人の国の挨拶が載っていました。よく見ると、コーカサスの山岳地帯の諸民族の言葉とか、シベリアの少数民族の言葉とかも載っています。そこの言葉でどう挨拶するかも大事ですが、国の国境が言語の国境ではないことや、一つの国の中にもいくつもの言語が話されていることもよくわかるようになっていて、その点も良かったです。 (さみはさみさん 40代・ママ 男の子8歳、男の子4歳)
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