ほしばあたけと胞子を撒きにでた、ほしじいたけ。いつの間にか森ではぐれてしまったほしじいたけは、あやしい歌声を聞きつけます。そこでは見たこともない真っ赤なきのこたちが宴会をしていました。とらわれの身となったほしじいたけは、一緒につかまった光るきのこたちとともに、脱出をくわだてるのですが……。 個性ゆたかに描かれたきのこたちの魅力が満点の、ユーモアたっぷり驚きいっぱいの楽しいお話。 人気シリーズ「ほしじいたけ ほしばあたけ」のシリーズ第三弾。
干しシイタケのおじいさんとおばあさんのシリーズです。今回は、悪者のカエンタケに捕らえられてしまうのですが、水に浸かって若返り、ピンチを脱するお話です。若返ったときのおじいさんおばあさんが、やけに艶めかくて(笑)大好きです。ダンスも歌もおもしろかったです。
子どもは、干しシイタケを水で戻して使うことなどはあまり知らないと思いますが、この本で干しシイタケのことやきのこについて、ちょっと興味を持てるかもしれません。この本では悪者で出ているカエンタケですが、おもしろい顔で愛嬌があります。
第一作、第二作と同様、とてもおもしろかったです。 (じっこさん 30代・ママ 女の子6歳、男の子2歳)
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