おじいさんのそばもちを食べたねずみが、お礼にこがねをどっさりくれました。隣のじいさんはこの話を聞くと……。瀬田貞二の見事な再話と丸木位里の美しい墨絵が調和した昔話絵本。
おむすびころりんの昔話ですが、そばもちバージョンですね。
浄土、とは仏の国のことですから、ねずみ浄土、という言葉も味わってほしいです。
貧乏なじいさんが、そばもちを穴に落として、
ねずみに、地下の国に案内してもらい、小判まで土産にもらうが、
隣の家のじいさんが真似て、やり込められる物語。
瀬田貞二さんによる丁寧な再話と、丸木位里さんの墨絵が味わい深いです。
♪ねこさえいなけりゃ♪というフレーズが耳に残りそうです。
幼稚園児くらいから、しっかりと五感で味わってほしいです。 (レイラさん 50代・ママ )
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