飼い主が亡くなった後、黒かった毛が次第に白くなり、ついに全身が真っ白になってしまったラブラドール・リトリーバー“ソニア”。多くのメディアで紹介されたその感動的な実話が、絵本になりました。 犬と人間の深い絆、永遠の愛をたたえたソニアの瞳は、わたしたちに、とても大切な気持ちを教えてくれます。
飼い主の亡くなった後に、黒犬のラブラドール・レトリバーの毛色が白く変わったという実話に、驚きを感じました。
それだけ犬の心は飼い主に寄り添っていたのでしょうか。
生後まもなく黒犬ソニアは家族になり、いつからか世話係はお父さんになりました。
そして雨の日も雪の日も、疲れていても、ふたりは長い散歩をしてくるという所に、ふたりの時間の重さと心の結びつきを感じました。
お互いになくてはならない関係だったのですね。
そんなお父さんが病気で入退院を繰り返すようになって、ソニアは散歩を催促するのではなく、静かに寄り添うようになったといいます。
このソニアの純粋な思いやりには、人間以上の清しさを感じました。
お父さんは2003年に亡くなり、ソニアは2013年に没したということです。
最愛の飼い主を喪ってから、ソニアはどのように生きたのでしょうか。
大半のページを黒白のモノトーンで通した絵本です。
絵の構図や、切り取り方に、ソニアと飼い主の心が描かれています。
もっと詳しいことが知りたくなりました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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