タイトルが並んだありでできています。しかも「むれ」ってなに?! 表紙を見るだけで、子どもたちは興味津々。 はじめは同じむれの中から、ちがうものを探して楽しむのかなと思ったけれど、 (ちがうものはちがうものなりに、ツッこみどころが満載で面白い。) むれるとみんな同じに見えちゃうけど、同じとはかぎらないさ、というメッセージも伝わってきます。 むれから離れたいっぴきのありが、またちがうむれに出逢う。今度のむれはみんなそれぞれがオリジナルです。 このページを見ると、子供たちは自分でも絵を描きたくなるみたい。 この本にはそんな、どこか解放された気持ちになる魅力があります。 それは子どもだけじゃなくてきっと大人も。 雨のむれの中のひとつぶは、誰かの涙。 私はここにグッときてしまいました。
作者のひろたあきらさんは、吉本興業の芸人さん。 絵本の読み聞かせの活動の中から、この絵本が出版されることになったそう。 手書きの文字もかわいいイラストも、シンプルな本の装丁とぴったり。 小さいお子さんと一緒に、クラスの読み聞かせでみんなと一緒に、楽しめる絵本です。
(山田裕子 小学校司書)
【読み聞かせで子どもがむらがる! 笑える探し絵本】 シンプルなテキストに、びっしり描き込まれた”むれ”。子どもたちは夢中になって“むれ”の仲間はずれを探します。
ひつじのむれ、さかなのむれ……、とうめいにんげんのむれ?
だんだんかわった“むれ”が登場します。 最後に登場する驚きの”むれ”に、子どもたちは大興奮!
ひと味違った探し絵遊びができるこの1冊。読み聞かせ会にも最適な、子ども参加型の「笑える探し絵本」です。
◆ダ・ヴィンチニュースでも見どころを紹介!よしもと芸人の絵本デビュー作!制作秘話はこちら!
【ピース又吉直樹 推薦!】
ページをめくるたびに、「発想」と「発見」があって、わくわくした。 「むれ」にもバリエーションがあって良いのだと勇気も貰えた。 ひろたあきらの想像力から目が離せない。
お子さまはもちろん、大人の私も楽しく読ませていただきました^^
たくさんのむれの中から違うものを探す。
探すこともとても楽しく、1ページ1ページ読み進めていくと…
最後にはみんな違うことは楽しくワクワクできることなんだと感じるそんな内容もとても素敵だと思いました。
友人にこの絵本をプレゼントし、3才の子どもちゃんと一緒に読みました。とてもカラフルな可愛い絵に目を輝かせて、間違いを探していました。
この絵本は素直にみんなにオススメしたい1冊です♪ (ごーやさん 30代・その他の方 )
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