のら猫のとらきちが、岸辺にとまっていた船にとびのって、気持ちよく居眠りしていると、船は海に出ていました。とらきちはビックリ! 船では漁師のおじいさんが網を投げて魚をとっています。おじいさんはとらきちを見つけると、とれたての魚を1匹わけてくれました。とらきちは大満足。帰りの船では、またうとうと。いつのまにか船は岸辺に戻っていました。うららかな春の一日の冒険でした。
とらきちはかわいいねこ
ふねにとびのって 海へ連れて行ってもらって
猟師のおじいいさんは優しい お魚をくれました
生きたはねているさかなを 食べようとしている とらきちがかわいい
前田 マリさんのほんわか優しい絵がいいですね
そして とらきちはおじいいさんにきちんと 「ありがとう」とお礼をいうところが なんともいえず ステキな光景でした
とらきちはのらねこだったのですね
後書きの冒険のわけを読むと なるほど、のらねこは寿命が短いんですね 一日一日が勝負なんて言葉を読むと う〜ん
とらきちは やさしいおじいいさんにお礼を言うところが なんとも愛おしくなります (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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