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宿場町の食事処、かんばん娘のお玉ちゃんのところに、今日も町に住み着いたじゃがの一家のむすこ芋吉がやってくる。芋吉は、お玉ちゃんにぞっこん。「おいらの、よめこになれ……」とお玉ちゃんに迫る迫る。嫌がるお玉ちゃん。そのとき、芋吉のひたいにほうれん草のおひたしがとんできた。投げたのは、まぼろしの剣士忍者アスパラ郎。じゃがの一家との対決にアスパラ郎は……。お玉ちゃん特製マヨネーズのレシピ付き。
愉快!愉快!
親子で大笑いでした。
絵本にこの頃は、手が伸びない息子ですが、「怪僧タマネギ坊」以来このシリーズに親子で夢中です。
さて、今回は幻の剣士アスパラ郎。
ヘアスタイルも着流しもなかなか粋でカッコイイ!
舞台は、お食事処「皿多屋」。
もうこれだけで笑えます。
看板娘は、むき卵肌のお玉こと玉子ちゃん。
彼女のアップにも吹き出した息子。
町に住みついた乱暴狼藉をはたらく“じゃがの一家”の親分芋蔵の息子芋吉に惚れられて、もはや亭主気取りの嫌な奴。
さて、お玉に手をかける芋吉に、ほうれん草のお浸しが飛んできて・・・。
ここから大立ち回りかと思いきや、あっさり秘剣アイダホ切りでやられる芋吉。
そこへ、“じゃがの一家”の総登場。
この“じゃがの一家”の子分のネーミングに最後まで大笑い。
彼らの闘いの技にも、気が抜ける笑いが出てしまいました。
さて、アスパラ郎の反撃やいかにと読み進めると、も〜笑っちゃいけないカッコイイところなんだけれど、爆笑です。
そうそう、忘れてましたよ〜!
彼は、確かにアスパラガスでした。
忍法葉緑素まぶしに親子でやられちゃいました。
おなじみ見返し(後ろ)のレシピは、「皿多屋」ですから、アレです。
アレ!
読んでのお楽しみということで。 (アダム&デヴさん 50代・ママ 男の子12歳)
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