鳥のブルーはくらい森のおくにたったひとりですんでいます。ほんとうはおひさまの光をあびたいと思っていましたが、もう長いこと、うたうこともとぶこともわすれていました。あるばん、森にみなれない鳥が一羽やってきました。ブルーの姿を見つけると声をかけ、静かにようすをうかがっていましたが………。ブルーの心の変化を美しい絵でていねいにえがき、見まもり、よりそうことの大切さを伝えます。
どうしてブルーが孤独でいたのかが気になりました。
何かのきっかけで人から離れて暮らすようになったブルーは、次第に孤独生活に慣れてしまったのでしょう。
寂しいお話ではあります。
それだからこそ、イエローの登場と、次第にほぐされていくブルーの変化が素晴らしいです。
こんな出会いが人生を変えるのですね。
いろいろに考えられるお話です。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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