緊急復刊!! だれも子どもを傷つけないで…。 子どもが児童虐待を知り“虐待を乗り越える”ための絵本。
2016年に復刊ドットコムより復刊された『いいタッチわるいタッチ』に続く、<だいじょうぶの絵本>シリーズ第2弾! 児童虐待をテーマにした教育絵本です。悲しいことながら、児童虐待によって子どもが被害を受ける事件が後を絶ちません。 この絵本は、両親に虐待を受けているちびくまが、友だちのたろくまと医者のやぎ先生に支えられて、心の傷を乗り越えていく物語です。 虐待を受ける子どもは、「自分が悪い子だから、おしおきをされるんだ」と罪悪感を感じています。そして、子どもはそれを相談したり、訴えたりするすべを知らないのです。 本書では「あなたはちっともわるくない」ということを伝え、誰かに相談したり逃げても良いのだということを教えます。また、周囲の人が早く虐待に気づき、どうやって助けてあげられるかを考える大切さも説きます。 虐待は、する側もされる側も「心にトゲがささっているんだよ」と、やさしく教えてくれる1冊。 巻末には、解説と「児童虐待防止法」を収録。 ご家庭、幼稚園、学校で…。ぜひ読み聞かせていただき、子どもを児童虐待被害から守りましょう!!
※本書は、2001年・岩崎書店刊『あなたはちっともわるくない』を底本に、再編集して復刊するものです。
虐待を扱ったとても良いお話でした。
ただ、虐待を受けている当事者の子どもがこの絵本を読んで、助けを求めることができるかどうかは…難しい気がしました。この絵本を多くの子どもが読んで、困っているお友だちに気づいてあげられるようになると良いと思いました。
この意味からも、多くの子どもに読んでもらいたい絵本です。 (さくらっこママさん 40代・ママ 女の子8歳、男の子6歳)
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