大人にも人気の「しろくま」シリーズ第6弾!
ぼくは、おいしいものをたべるのがだ〜いすき。なかでも、あかいたべものがおきにいり。
あるひぼくはおもったんだ。「だいすきなあかいたべもののなかにはいってみたら、どんなかんじかな?」そうぞうしただけでよだれがでちゃう。
「いちご」あかといったら、やっぱりいちご。そのままたべてもおいしいし、ケーキ、パフェ、だいふくにもはいっているよ。だいすきだから、ぼくがいちごになっちゃうよ!
「りんご」ぼくのいえでは、まいにちりんごをたべるよ。おかあさんがつくってくれるうさぎのりんごにはいってみたら、マントみたいになっちゃった!
「だるま」たべものだけじゃあきちゃった。ほかのあかいものにもはいってみよう! ねがいごとをかなえてくれるあかいだるま。ぼくもだるまになって、みんなのねがいをかなえてあげたい! きみのねがいごとはなにかな?
読み聞かせにもぴったりのユーモア絵本!
「しろくま」シリーズ、ネタが尽きたかに見えましたが、こう来たか!の切り口です。
くいしんぼうのしろくまが、赤い食べ物に同化する趣向です。
ただ、さすがに後半は食べ物ネタではありません。
それでも、今までの味わいは残っているのがさすがです。
赤という選択肢も、しろくまだからこそ、映えます。
きりりとした締めもお見事。
幼稚園児くらいから、この発想を楽しんでほしいです。 (レイラさん 50代・ママ )
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