最初にきっぱりと宣言します。この本、怖がりさんにはおすすめできません! 『うえきばちです』という手書きタイトルに、よくある茶色い素焼きの鉢。植木鉢に好きなものを植えて大切に育てる様子が絵日記風につづられています。と書くと、ほのぼのとした絵本のようです。が、いかんせん、そこに植えたものがふつうではないのです。本当にこれが「好きなもの」なのか!とつっこみたくなってしまいます。 とにかく大まじめに、じっくりためて、怖さを楽しみながら読んでみてください。言葉遊びをまだ理解できない小さな子も、ありえない設定とインパクトありすぎな絵にひきつけらるはずです。ダジャレを楽しめる幼稚園から小学校低学年くらいのお子さんなら大ウケ間違いなし。大人数を相手に読み聞かせたほうが、怖さと笑いの連鎖反応でより楽しめそうです。大人はその言葉遊びの妙に、怖さを超えて、むしろ感心しちゃうかもしれません。……いや、やっぱり怖いです。
(三木文 絵本ナビライター)
うえきばちがありました。土を入れて、好きなものを植えてみました。さて、いったい何が出てくるでしょうか?ゆっくりと、そしておおまじめに、みんなで、この絵本を開き読んでみてください。笑いがこみ上げてくる絵本です。
小学校1年生の読み聞かせの会に選びました。
以前、幼稚園でほかのお母さんが読んだときは、絵の強烈さだけが印象にのこり、ダジャレが理解できなかった様子でした。
一年生になるとダジャレが大好き。
表紙の可愛さをまずじっくり見せて、最初の一ページは優しい声で読みました。
さて、その次の展開から、教室はびっくり&オオウケ!
ページをめくる前に、教室をゆっくり見回し、
一呼吸おいてからページをめくると更に衝撃がはしります。
短い本なので、ゆっくり反応をみながら読むのがオススメです。 (木花さん 30代・ママ 女の子7歳、女の子2歳)
|