コールデコット賞作家、バーバラ・クーニーが、美しい挿絵とともにクリスマスの歴史や習慣をコンパクトに教えてくれる本。
〈内容〉 イエス・キリスト誕生の物語から現代に至るまで、クリスマスの起源とその習慣をイラストとともに解説しています。「なぜサンタクロースがやってくるのか?」、「贈り物をしたり七面鳥を食べるのはどうして?」など、クリスマスの文化や歴史を教えてくれています。
〈絵の魅力〉 アメリカを代表する絵本作家の一人、バーバラ・クーニーは日本でもその人気は健在です。 本書は、およそ50年前に刊行された作品ですが、クーニーならではの可愛らしく美しい筆致のイラストは、決して時代を感じさせることはなく、むしろ現代においてより輝きを放ってくれるのではないでしょうか。
〈子どもからおとなまで〉 「クリスマス物語」ではなく、文化、歴史を伝えてくれる絵本です。子どものみならず、おとなも楽しめ、ずっと手元に残したくなる一冊。プレゼントにもおすすめです。
昨年のクリスマス時期に購入した本です。
息子にも読みましたが自分用に買いました。
バーバラ・クーニーの本ということでも惹かれました。
静かで美しい絵とクリスマスの起源や各国の風習の違いがわかるところが気に入っています。
クリスマス絵本は非常多いし、華やかな子ども向けの本も多いので、こういう本は見落とされがちかもしれませんが、クリスマスはプレゼントをもらってケーキを食べてというだけのことではないということを息子にも知ってほしかったこともあります。
絵本の絵をよく見ると、白と赤と緑と黒の四色だけが使われています。
クリスマスカラーいとわれるのは、白と赤と緑ですからその三色を効果的に使っていることに驚きました。
クリスマスの起源が非常にコンパクトに説明されていますので、起源を知りたいという方がおられたらぜひおすすめしたいです。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子7歳)
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