浜辺に行くと、たくさんの石を見かけます。まるい石、かくばった石、ざらざらした石、すべすべした石。それらは、元からそこにあったのでしょうか。いいえ、そうではありません。昔は、川にありました。さらに昔は、山の一部でした。さらにさらに昔には、海の底にあったのです。石ころは気が遠くなるような年月をかけて、地球を移動しています。その壮大な旅のようすを描いた作品です。
平野さんの作品だったので選びました。石の魅力を存分に感じられる絵本です。石がどんどん姿を変えていく様子がとても分かりやすく描かれているのが良いと思いました。自然の力の偉大さを感じられる絵本でした。この絵本を読む事で身の回りの不思議なことにどんどん興味が湧くのが良いと思いました。 (なびころさん 30代・ママ 女の子4歳)
|