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さかさまから読むと・・・あらビックリ!!
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投稿日:2009/09/03 |
ストーリーは、他愛ないのですが、さかさまからも読める楽しさがあります。
コントラストの強いモノトーンで描かれた世界。
さかさまにすると、今まで見ていたものと間逆になっている!
明け方の家並みは、月夜に照らされた街にかわったり!
さかさまにすることで、ストーリーも景色もひっくりかえるところが意表をつきます。
行きの話よりも、帰りの話に変り始めたところで、子どもは「あれっ?あれっ?」と、自分の目に映るものの変化に驚いていた様子でした。
小さな子どもから、大人まで一緒に楽しめる、グラフィックの素晴らしい本です。
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食の多様な文化
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投稿日:2009/08/30 |
たくさんの不思議傑作集より。
食文化に関する知識の絵本です。
手を使って食べる、食べないで外国を見て見ると・・・。
韓国、ミャンマーフィリピン、ラオス、中国では、食べ方も食べる時に使う道具も違うんだね。
よく見てみると、国によって米の特徴が違っていた。
パサパサしているとお箸じゃむりなんだね。
食べるものにあわせてナイフやフォーク、スプーンやお箸がつくられたんだ〜。
17〜19世紀のイタリアでは、スパゲティーを手で食べている絵があると知りビックリ!!
いろんな食文化があることに子どもたちは、興味津々でした!
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空の高い所から覗いた気分♪
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投稿日:2009/08/30 |
視点が面白い!
どのページも空の高いところから、ある池の水面の一点だけを見ている。水面に映るのは・・・?と、ズームしていくと、空に浮かぶ雲だったり、水面のキラメキだったり、風に流される落ち葉だったり、雨粒だったり。ものだけでなく、吹き渡る風や季節の移ろいも映し出している。
いろんなものを映し出す鏡のような池。
私の好きなページは、夕焼けが映ったところ。
直接見るよりも、池に縁取られると、視点が一点に集中するからより綺麗に見えます。
あの池は、今日もどこかで何かを映してるんだろな〜。
どこにあるんだろ?
どんな場面かを想像する束の間が楽しい絵本です。
文字無しで、絵で物語るから、中学年以上の子どもと大人に向くと思います。
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いちごに宇宙を感じた!
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投稿日:2009/08/30 |
いちごの成長を美しい比喩とグラフィックの鮮やかさで表現した絵本。
いちごを「子ども」に、太陽を「金の雨」に、子房を「小さなみどりの星」になぞらえたり、比喩によって物の見え方が一変することを体験できる。
最初のページでは、いちごの姿はないが残り香を感じるところから始まり、だんだん大きくなるいちごに宇宙を感じた後、今度はいちごの内部に視点が移る。ページを進めるごとに、視点の変化を楽しめるのが面白い。
言葉はミニマムでとても詩的。
比喩とそのグラフィックの斬新さに、子どもも大人も驚きました。
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しかけ絵本になっている!
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投稿日:2009/08/30 |
文字無しで、絵だけで物語る絵本。
ところどころに差し込まれた半透明のページには、小鳥が描かれている。そのページをめくると、小鳥が向きを変えて反対側に飛び移ったように感じられる。
これも一種のしかけ絵本のようだ。
ことりが木の洞穴を見つけ、パートナーと一緒に子育てをし、やがて雛たちはにぎやかに巣立ってゆく。
ページをくる度、小鳥の可愛らしいさえずりと羽音が聞こえてくるようだ。自然の豊饒な営みを堪能できるとともに、半透明の絵が次のページでどんな変化を見せるか楽しめる。
鳥好きさんには、たまらない作品でしょう。
ちなみに、主人公はシジュウカラでした。
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☆ゆったりと青い海の世界☆
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投稿日:2009/08/30 |
新宮晋の絵本では第三作目になる作品。
じんべえざめの雄大さや静けさが、ダイレクトに伝わってきます。
絵の構図にも秘密があるのかな?
斜めアングルから身体全体を描くと、まわりにいる生物との対比でその巨大さが伝わってくるし、見開きいっぱいにからだの一部を大きく描くことでも視界に収まりきらない巨体であることが伝わってくる。
新宮晋の絵本第一作目「いちご」と同様、ミニマムな言葉と詩的な比喩によって、じんべえざめと海の雄大さがきわだってくるアートな絵本です。
読んだ後は、深く深呼吸したくなりますよ♪
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石はどこからきた?
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投稿日:2009/08/30 |
小さいころから石が大好きでした。
丸い石、模様の入った石、白い石。
この本は、石はどこからきたか?どうやってできたか絵で教えてくれます。
岩が崩れ、海まで流され、堆積し、地層になり、褶曲し・・・。
マグマが冷えて固まったプレートの動きに押されて、海底にあった岩たちは海の上に持ち上がり高い山になる。
そして、新たな石ころが山から転がり落ち、次の旅が始まる・・・。
石ころのたびは、崩れては運ばれの繰り返しだけど、ひとめぐりするだけでも、どれほど気の遠くなるような時間が必要なんだろう。
読み終わると、石に興味のある子どもは、その手にした石を眺める目が変ってくるでしょう。
6年生理科の地層の学習の時にも使える知識の絵本です。
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前後両方から読めます!
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投稿日:2009/08/30 |
「やまからにげてきた」は前から読んだときのタイトルです。
どんどん逃げてきた生き物たちには、住む場所を追われる理由があった。人間がゴミ処理場を作って環境を破壊したからだ。
後ろから読むときのタイトルは「ゴミをぽいぽい」。あれもこれも思いつくままに買って、ゴミのように捨てると・・・ごみ収集車がゴミを集め、山にあるゴミ処理場へもっていく。そして山の生き物たちは住む場所を追われる。
原因と結果を二通りの方向から読ませてくれる絵本です。
どちらから読むか選べるのも一つの楽しみです。
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夏休みにぴったりの絵本!
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投稿日:2009/08/30 |
絵本に出てくる兄弟みたいに、子どもだけで特別な乗り物に乗って遠くに行くってことは、子どもにとっては大きな冒険だし憧れだ!
飛行機なんぞでおじいちゃんちに行くなんて、素晴らしい夏の幕開けだよ。うちは、田舎に帰省しても、ここまで自然たっぷりというわけではないし、絵本にあるような体験をしたことはない。
しかし、いまどきの町の子も、人との温かいふれあいや、ワンダフルな自然の経験に憧れるらしい。
息子も釣りや海水浴の場面の絵を丹念に見ていた。
読み終わった後は、自分も冒険いっぱいしてきたような生意気な顔をしてニヤついてた。
大人にとって懐かしく、子どもにとってはこんな夏休みあったらいいな、な物語です。
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