家族、友達、地域、国…人とつながることは、自分が生きるための根っこをのばすことになる。世界のさまざな場所で、それぞれに関わりあって生きる姿を通して、人と人とのつながり、さらには自然とのつながりを考える本。
世界を飛び回り、辺境の地で写真撮影を続けている長倉さんの、行動力の原点は人とつながることであり、それを私たちにつなげると言うことなのだと感じました。
この写真絵本で紹介されている子どもたちは、それぞれに別々の世界に暮らしているけれど、長倉さんと
つながることで、生き生きと開放的で明るさを表しています。
身近な社会でも、孤立感で自己閉鎖していたら、こんなに生き生きとした無防備な表情は出来ないでしょう。
長倉さんはこの絵本を通して、「つながること」を伝えているのだと思います。
答えはそれぞれ読者の中に有るのでしょう。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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