マスランが恋をした。恋におちるのに、としなんか関係ない! 小さな男の子のかわいい恋を、しゃれた文とユーモラスな絵で描いたすてきな絵本。
なんだかワクワクするタイトルで、ページを開くのが楽しみでした。
マスランの恋のお相手バネッサちゃんは、実際には存在しない女の子。マスランは周りに自慢したいばっかりに、架空の女の子を作り出したのです。
友だちについつい意地を貼ってしまうマスランの気持ち、よくわかります。
ラストシーンで現実世界と空想がリンクするところがいいです。かわいいイラストも楽しめました。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子15歳、男の子12歳)
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