暗い森の奥深くにすむ魔女たちは、 昼間はねむってすごし、 夜、月がのぼるころ、「おはよう」と起きてきます。 今日はおまつり。 こうもりのシチューを食べ、ほうきに乗って出発! 月のまわりをぐるぐる飛んだり、 夜空を思いっきり飛びまわって大はしゃぎ。 つかれたら、お月さまにすわってひと休み。 さいごは、一気にとうもろこし畑へ。 ところが、畑にはおそろしい怪物たちが…! 魔女たちはあわてて森に帰り、ごはんを食べて、 空が白むころ、眠りにつきます。
ハロウィーンの晩の魔女たちを描いた、 ちょっぴり怖くて楽しい絵本。
自由気ままに魔女たちが過ごす様子が何とも魅力的なお話でした。特段のストーリーはないため、「ふーん」という印象を子どもが持つかと思いましたが、私の予想に反して、子どもが妙に真剣にお話を聞いていました。
ハロウィンの時期に読むのにぴったりのお話だったと思います。 (さくらっこママさん 30代・ママ 女の子8歳、男の子5歳)
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