にだんべっど、お兄ちゃんが上の段で、わたしは下の段。そこでおしゃべりしていたら…。それぞれの段で眠りにつく直前にかわす、ちょっとした会話がキッカケとなって、夜の街、ジャングル、難破船…と、夢のかけらのような冒険がはじまります。美しく圧巻のラストシーンが必見です! 斉藤倫さん・うきまるさんコンビの不思議懐かしい物語に、五十嵐大介さんがキュートで新しい筆致をもって応えた絵本。
我が子たちにとっても二段ベッドは憧れのアイテムでした。
ということで、非常に興味深かったです。
兄妹の妹が主人公。
上の段で寝ているおにいちゃんが頼もしいです。
もちろん、二人の会話から、冒険に発展しても、なんて心強いこと!
この冒険、すごいすごい。
おにいちゃんが入院して、一人ぼっちでも、
何度も経験したから、二段ベッドの冒険はまたまたはじまるのですね。
行き先は、やっぱり、大好きなおにいちゃんのところ、というのが、
なんともほっこりです。
マンガ家による絵のため、絵本作家とは少し違うテイストの表現が愉快です。 (レイラさん 50代・ママ 男の子29歳、男の子27歳)
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