もしも、ねずみを映画に連れて行くと、きっとポップコーンをくれという。ポップコーンを買ってあげると、たぶん、そのポップコーンに糸を通して飾りを作り、クリスマスツリーに飾りたがる。そうすると、ツリーを買わされるはめになる……。その帰り道、隣の家の雪だるまを見て絶対自分も作りたいと言い出すよ……。雪だるまを作って雪合戦をしたらそのうち寒くなって、うちでお昼ねしたいと言い出すね……。
米国のベストセラー絵本『もしもねずみにクッキーをあげると』のクリスマス版。主人公ねずみの性格を知り尽くした男の子が、「もしも…」を使って「…こうなることになる」「…こう言うよ」と、ねずみの行動をおもしろおかしく想像します。ある物を見て、次に何を思い起こすか…。男の子が想いつくねずみの連想・行動は、子供の視点そのもの。テンポのある奇想天外な展開がかわいいイラストでわかりやすく表現され、米国では小さな読者ファンをたくさん持つ人気シリーズになっています。お話は最後から再び最初に戻り、終わりのないグルグル話がこのシリーズの魅力でもあります。 『もしもねずみをえいがにつれていくと』ではワクワクするクリスマス期を背景に、ねずみのお茶目な行動ぶりが愉快に描かれます。ポップコーンや光り物をたくさん使った飾りが登場するなど、米国の子供たちがクリスマスに向けてどんな準備をするのか垣間見ることができ、クリスマス気分が一緒に楽しめますよ。 ――(ブラウンあすか)
もしもねずみをえいがにつれていくとポップコーンをくれという。ポップコーンをあげるとひもでつないで、クリスマスツリーにかけたがる…。クッキーねずみのクリスマス絵本。
この絵本はなんだかんだで最後は元に戻ってくるのが面白い絵本なのですが、今回のお話は映画館でした。子供も最近映画館によく行くので、ポップコーンが欲しくなる気持ちがとっても良くわかるそうです。今度ひもでつなげて見たいそうです。 (イカリサンカクさん 20代・ママ 男の子4歳)
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