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クリスマスの夜、一夜かぎりの魔法で、動けるようになった人形たちは、町の広場でお芝居を披露しました。魔法のききめは、真夜中まで。ところが帰り道、兵隊人形とピエロ人形が、美しいおどり子人形をめぐって、けんかを始め…?ロシア生まれの画家によるクラシックで華やかな絵が魅力の、人形たちの不思議で楽しい聖夜の物語。クリスマスにおすすめの絵本です。
クリスマスの絵本のなかでも すごくドラマチックで人形劇を見ているようでした・・・
人形作りのペーチャさんが病気になりクリスマスの人形芝居を楽しみにしていた人形たちはしょんぼり・・・(何週間も練習したのですもの)
ところが 親切な魔法使いが現れて
たなの上の 人形たちよ
手足を 動かせ 口を きけ
銀の月と ろうそくの
魔法のあかりに てらされて
人形だけで 町へ行き
人形しばいを 見せてこい
こう魔法近使いが呪文を唱えると なんと人間のように動き口をきいたのです
「よくききなさい! 真夜中の12時までにもどるように 魔法がとけるから」
馬車でまちへ向かうのですが 絵がとても 深みがあって 動きがあってすばらしいのです(人形劇を見ているようでした! 絵を書いたカーチャ・ミハイロフスカヤは ロシアの演劇や映画も手がけているのですからさすがです!)
ここからのドラマは是非この絵本を読んでみてください!
人形たちのドラマが、ハラハラしながら楽しめます。
登場するピエロ たいこたたき 踊り子人形は無事に12時に戻れるでしょうか?
魔法使いの大きく広げた手のなかで ドラマのクライマックスが待っていますよ!
ペーチャさんが何も知らぬ間の出来事をお楽しみ下さい! (にぎりすしさん 50代・その他の方 )
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