
「一億一心」「滅私奉公」「ぜいたくは敵だ!」戦争中、そんなスローガンと共に、お国のためと、みんな我慢して生活していました。おじいちゃんも小学校6年生の時に縁故疎開をしました。疎開先での慣れない生活や、戦中、戦後の学校教育の変化や物資不足の生活の様子など、おじいちゃんが見て、体験してきた「戦争」について、今の子どもたちに伝えたいメッセージが詰まった一冊です。

90歳のおじいちゃんが子どもだった頃のことを語っている本です。
伝えたいことが多すぎて、絵本というよりも図書の扱いかも知れません。
自分歴の中に戦争があって、戦後の混乱の中を生きて来ました。
孫に語る想定で書かれていますが、児童はすてに曾孫よりも下の世代になっているかも知れません。
それだからこそ、伝えることの大切さと難しさを感じる書籍かも知れません。
厚い歴史書よりも効果的な「絵本」であるように思います。
世代を超えて、一緒に読んで語り合うことが大切だと痛感します。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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