
歌が自慢でうぬぼれ屋のにわとりは、人気者の美しいバラと毎日ケンカばかり。 そんなある日、バラは切られてしまいます。 静まりかえった庭で喪失と悲しみを知ったにわとりが見たものは……
第一線で活躍するイラストレーターの初のオリジナル絵本。 レトロでカラフルな絵が印象的です。

バラと喧嘩ばかりしていた自惚れやのにわとりは、バラがいなくなってから、その大切さに初めて気づきました。
それはにわとりにとってだけではなく、バラにとってもそうだったようです。
「ラララララー」
と
「コケコッコー」
お互いに求め合って仲直りした様子はとても暖かで、気持ちよく絵本を閉じることができました。 (めむたんさん 40代・ママ 男の子21歳)
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