満月の美しいある夜のこと。おばあさんの前に突然現れた死神が「あなたの命は残り少ないのです」と告げます。死神にやり残したことを語るおばあさん。そして―。死と向き合い、生きることの意味を考えるシリーズ絵本第2作。
死神に余命1か月と知らされたおばあさんは、今までやりたくてもやってこなかったことを思い出しました。
それは、お菓子作り、山登り、旅行、それからしばらく会っていない娘に会うことでした。
余命を知らされるのは怖いけれど、でもそのおかげで心残りを解決することができるのだから、悪いことではありませんね。
誰にも必ず訪れる死。
それをテーマにしたこの絵本は、小さなお子さんにというよりも、大人に向けて作成された本のように感じました。 (めむたんさん 40代・ママ 男の子22歳)
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