「こニョロちは」 トメばあさんの家の屋根裏にすむことにしたニョロリンさんは、とても礼儀正しいへびです。 ニョロリンさんとトメばあさんの一日は、いっしょにごはんを食べて、おさんぽして――ほのぼの、のんびりの毎日です。 でも、ある夜のこと、ふたりの家にやってきたのは……。
「ニョロしくおねがいします」 「おはニョロございます」 「ごちニョロさまでした」
“ニョロ語”を思わず話したくなる!
富安陽子×長谷川義史 これまで子どもをわくわくさせる作品をたくさんうみだしてきた二人がおりなす、ちょっとふしぎで、ほっとするあたたかな物語。
今年(2025年)は巳年。
つまりは、ヘビ年。
そんな年のはじめにぴったりの絵本を紹介しましょう。
『へびのニョロリンさん』。
文を書いたのは富安陽子さん、絵は長谷川義史さん。
へびといっても、ここに出てくるニョロリンさんは大蛇。
首をもたげると人間の背丈ほどもありますから、随分大きい。
でも、怖がることはありません。
このニョロリンさんはとてもおとなしい。
人は、ちがった、へびは見かけで判断してはいけません。 (夏の雨さん 60代・パパ )
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