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冬、3人の小人が雪をかきわけて、いとこの7人の小人を訪ねていきます。 そこに白雪姫がきているのです! 深い雪と氷を舞台に、小人と白雪姫の あたたかい交流を美しい絵で描ききったスイスの代表的な古典絵本。
先に、クライドルフのばったが出てくる小人の話を読んだのですが、こちらが摩訶不思議なお話だったので、こちらの『ふゆのはなし』はどんなお話だろう?と興味がわきました。
白雪姫に出てくる七人の小人のいとこの三人の小人が主人公です。白雪姫がとついでから七年ごとに小人を訪ねてくるというエピソードに驚きました。
何も予備知識を持たずに読んだのですが、よくよく見れば表紙で踊っている女の人が白雪姫なわけです。
小人が訪ねて行く道中には、スイスの冬の自然が美しく描き出されていると思いました。
三人の小人が主人公なのですが、白雪姫が出てくると白雪姫の方がやはり目立つという感じはしました。
絵本で比較的長いお話で、雪に閉ざされた日に暖炉のそばで長いお話を読むなんて成り行きから生まれたお話なのかななんていう考えも浮かんできました。
絵もお話も幻想的で美しい。今時の世界観からは生まれそうにないお話なので、新鮮に感じました。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子10歳)
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