遠くの町で、あかちゃんが生まれた。その次の日、べつの町であかちゃんが生まれた。 ふたりとも同じように、ちいさなおててとちいさなあんよをもっていた…… 生まれたところがちがっても、肌の色がちがっても、生活する環境がちがっても、 あかちゃんはみんなちいさくて、かわいくて、いとおしい。ちいさな命は、世界のどこでも、 大きな宝。でも、そんななかでも自分のもとに生まれてきてくれたあかちゃんは、 世界にたったひとつ、特別な宝物――。子どもの愛らしさが丸ごとぎゅっとつまった、 なんともいとおしい絵本。ヘレン・オクセンバリーの描くイラストは、 あかちゃんのかわいらしさを詳細に、かつ的確にとらえており、見るものの心を奪う。 子どもといっしょに見て、読むだけで、幸せな気持ちになれる一冊です。
5歳の娘が図書館から借りてきました。
普通に生活しているとあまり考えないことですが、
そういえば今この瞬間にも産まれてきて祝福を受けてるあかちゃんがいて、
そんなあかちゃんのおかげで幸せいっぱいの人達もいて、
そういえば私も出産したときは私も家族もとても幸せで、
あかちゃんの小さい手や足にとっても幸せを感じて、
そしてそれはどこの国で生活している人にとっても、
とってもおんなじなんだ!
と、改めて大発見した気持ちになる絵本です。
あかちゃんが産まれること、
その1つ1つがものすごくハッピーなこと。
娘と一緒に読んだ絵本ですが、
長男と長女が産まれたときのことを思いだし、
私の方が幸せな気分になれた一冊でした。 (ムスカンさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子5歳)
|