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リリーのおばあさんは話しはじめました。「むかしはね、海にはくじらがいっぱいいたのよ。 くじらってね山みたいにおおきいのにお月さまのようにやさしくてねそれはそれはふしぎなものよ」……
ケイト・グリーナウェイ賞。
孫のリリーはおばあさんからくじらの歌ごえについての話を聞かされます。
おじはそんなくだらない話をするなと一喝するが、リリーはくじらの歌ごえが聞きたくて桟橋に出かけていきます。
最後にリリーはくじらが歌いながら踊る姿を目の当たりにします。
私は実際に海でくじらの歌声を聴いたことがあるので、この物語をとても現実味を持って味合うことができました。
特に絵が非常に素晴らしく、ただ可愛いだけのイラストとは一線を画しています。
子どもに見せてあげたい絵本の1冊です。 (アマアマ47さん 40代・ママ )
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