アナグラム(つづり換え)や早口言葉、少女の気持ちをときに元気に、ときにナイーブにうたった詩など、著者の第一詩集。全28編。
先日のメール「石津ちひろさん特集」で興味を持ち読んでみました。
そして題名に惹かれて・・。
ちょっと惰性で生活している??と思えなくもないこのごろの自分に
ぽっと灯をともすような、そんな一文。
「あしたのあたしはあたらしいあたし」
それでいて、言葉の遊びにもなっている・・。
ナルホ、ナルホド。
そして表紙も中の挿絵も大橋歩さんなのですね。
これがまた実に文と合っていて、黒い線に黄緑色一色で
いろんな世界を表現していて。
さすが!
「ゆきがふる」や「ポプラなみき」がとくに好き。
詩とは、新しいまなざしで世界を見ることだなぁ・・・と思いました。
自分だけで読みましたが、言葉遊びの面白さもあるので
4歳の息子にもいくつかピックアップして読んでみようかな。 (10月さん 30代・ママ 男の子4歳)
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