絵本ナビのレビューが気になってさがしてしまった絵本です。
少女のジャネッタが、生まれて初めての列車旅行。
おかあさんの故郷におじいさんを訪ねます。
自然がいっぱい、いなかのぬくもり、そしてとてもウィットにとんだおじいさんとの楽しい話です。
とぼけているのか、ホラ吹きなのか、自然体のおじいさん。
おじいさんのホラに困ったようでいて、おかあさんととても仲がいいおかあさん。
ほのぼのとした気分になれる絵本でした。
今村葦子さん。児童文学者なだけに、子どもの心にしっくりくる翻訳だとおもいました。
あきのしょういちろうさんの訳にくらべて、まろやかな感じがしました。
後半でジャネッタがいろいろなものに名前を付けていきます。
多分あきのさんの方が本文に忠実なのだと感じたのですが、こういうところのアレンジが行き届いている感じでした。
ところで、おじいさんの家にあった蜂の巣は、スズメバチで良かったのでしょうか。 (ヒラP21さん 50代・パパ 男の子13歳)
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