「たびにでよう たびにでよう リュックをせおって あるいていこう」 そんなリズミカルな言葉から始まる、男の子と犬のふしぎな冒険物語です。
木になっているリンゴを食べたら耳が大きくなって、いろいろな音が聴こえてきたり……。木イチゴを食べたら鼻が長くなって、きれいな小鳥たちがとまりにきたり……。 ほとんどのページに文字がなく、奇想天外なできごとがアニメーションのように左から右へと描かれています。
「この絵本の中には、当時の私の気持ち……まだ見ぬ新しい世界への期待や不安、そして希望がこめられています。この本のページをめくりながら、主人公の男の子と黒犬と一緒に不思議な世界を旅してください。そして、みなさんがいつか「たびにでよう」って、広い世界への一歩を踏み出してくれたらうれしいです。」(著者あとがきより)
降矢ななさんが、今も暮らすスロヴァキアへ旅立った年にうまれた絵本。 1992年初版の『たびにでよう』の改訂新版。改訂新版よりあとがきを追加しています。
最初と最後に
少しだけ文章がありますが、
それ以外は文字はありません。
旅に出るということですが、
道は一本道で
ずーっといろんなことがありました。
なんか不思議な絵が多かったですが、
楽しく読めました。
くせになりそうです (ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子14歳)
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