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病気を広げようとする病気の魔女と、病気を食い止めようとする薬の魔女が闘う創作ファンタジー。1820年代コレラ大流行の時代、パリを襲うコレラの魔女と、感染者の地図を元に感染源を推理して病気を防ごうとするローズの奮闘をえがく。
私は生後まもなく腸ヘルニアで九死に一生を得るという体験しています。けれどもその後は特に大病をわずらうこともなく、生きてきました。ほんとに感謝の気持ちでいっぱいです。そんな私ですが、この本はひじょうに興味がありました。それは今、まさにコロナ禍の中で生きているからです。これは病気をテーマにした素晴らしいファンタジーだと思います。決して飽きさせないお話です。私は病気にならない方法はちゃんと予防はしたうえで、病気のことをまったく考えないことだと思います。病気のことを考えなければ病気は起こらないと思います。病気を考えてしまいそうになれば気持ちをコントロールして、何か他のことに切り替えればいいのです。このお話は何度も読みたくなります。ほんとに素晴らしいと思います。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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