「虫歯の絵本」といえばこの一冊を思い出す人も多いのではないでしょうか。幼心にも、虫歯になって泣いている子どもの顔、というのが強烈だったからです。そして誰もがこう思うはず。 「むしばになりたくない…。」
でも、改めてこの絵本を読んでみると、歯の働きについて、順序良く、そしてとてもわかりやすく描かれています。 歯がないとどうなるのか、どうして虫歯になるのか、歯を丈夫にするには? 堅苦しいわけでもなく、お話を楽しみながら理解していける絵本、さすがかこさとしさんの絵本なのです。子どもだって、本当の事をしっかり説明してもらう方が納得できるんですよね。 1970年に出版されたとても古い本です。このようなロングセラーで味わうのもいいし、新しい歯の絵本の方がわかりやすい子もいるでしょう。色々なタイプから選んでみてくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
歯が痛くなると、大人だって泣いてしまいます。そんなに痛いなら、いっそ歯なんかなければいい?いえいえ、歯がなければごちそうだって食べられません。歯がごちそうをかみきり、すりつぶして、体の中に送ることで、栄養がとれるのです。じゃあどうして虫歯になるのでしょう。虫歯にならないためにはどうしたらいいのでしょう。歯の役割、虫歯になるメカニズムや歯みがきの大切さを、子どもたちにわかりやすく伝えます。
「何で虫歯になるの?」のか何度も質問されて、バイ菌さんが・・・・と説明していたんですがピンとこない息子。
そういえば、私が子供の頃に虫歯になる過程を分かりやすく説明していた絵本を読んだことがあったな〜。
虫歯ってこんな風になるんだ〜とすごく衝撃的だった記憶はあったものの、絵本のタイトルが思い出せず「歯 絵本」で検索。
あったあった。早速図書館で借りて息子に読んで聞かせました。
歯磨きだけでなく、食育、運動、睡眠の大切さも書いています。
ほんと、健康は歯からですね。改めて私も考えさせられました。 (ルルルの母さんさん 40代・ママ 男の子3歳)
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