ぶたの町を見つけたはらぺこおおかみは、餌にありつけると大喜び。 ところがそこは、おおかみにはとても恐ろしいところで…。
「また、やられた〜!」って、感じです。
腹ぺこおおかみが、よろよろたどり着いたのがぶたの町。
おおかみにとっては、餌が固まって待っててくれているようなもの。
でも、ぶた影すら見えない。
ラーメン屋さんのディスプレイを見て驚きのおおかみ。
私たち親子もメニューを見て大爆笑。
おおかみで出汁を取っているようです(笑)。
しゅうまい・ぎょうざに至っては、おおかみは身を刻まれる事を絶対想像したでしょうね。
ここで、お腹がよじれそうだったのに、次の本屋さんのウインドウに飾られた本のタイトルに、またまた引きつり笑いが。
タイトルを読んだだけで、このおおかみは、この町のぶたがおおかみが好物であると気づきます。
次の電気屋さんもしかり。
こうなるとこの町の静けさは、意味が違ってきます。
彼を狙う静なでも鋭いぶたの視線を警戒せずにはいられません。
変装してとっととこの町をでようとしたおおかみでしたが……。
あ〜、面白かった。
町として生き残る為の、ぶたの知恵に息子賞賛。
絵本を閉じて、看板を掛け替えているぶたさんが。
表紙を見直すと、町に入ってきたおおかみを見つめるぶたの目・目・目。
扉絵を見直して、「もう〜、ここに伏線があったのか〜」って私。 (アダム&デヴさん 50代・ママ 男の子11歳)
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