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「空を飛びたい」と思った畑のかぼちゃ。とうとう、青空へ飛び立ちました!絵本ならではの奇想天外なユーモアと開放感にあふれたお話。
読みきかせの「前振り」に最高!この1冊で「つかみはOK」です。
すたすたかたつむり、へんしんトンネル、ふうせんくまさんなど、あきやまさんのお話は現実離れした奇想天外なストーリーですが、すっと入っていけるのは登場人物の「目つき」が優しいからでは?かぼちゃをみつめる、石やブタさんや、てぶくろや家はとても優しい目をしています。
殺伐として、心のこもった言葉かけが足りないと言われるこのごろ、ナンセンスだけどほっと安らぐ気持ちを思い出させてくれる本ですね。
家が飛ぶ時、カウントダウンのあとの「どっか〜ん!」を子どもたちみんなで叫びたいな。
きっと爽快!! (星モグラサンジさん 30代・その他の方 男の子11歳、男の子9歳)
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