「さよならさんかく またきてしかく しかくはとうふ・・・」連想遊びの様なこのわらべうたに、イメージを広げてより楽しめる絵を安野光雅さんが描いています。繰り返しページをめくりながら全部覚えたくなります。そして最後まで行ったらさかさまにして逆戻り!色々な楽しみ方があります。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
この本は、昔から全国各地で子どもたちに親しまれてきた、「さよならさんかく」のわらべうたをもとに、安野光雅さんが絵本にしたものです。このようなわらべうたは、連想遊びのわらべうた、あるいはしりとり遊びのわらべうたとよばれ、鎖のようにずっとつながっていくのが特徴です。
最近、幼少時に聞いたわらべ歌など友達と話題になっていたので、このタイトルが気になって図書館で借りてきました。
「さよならさんかく」って、地方によって、随分いろいろなバージョンがあったのだと、安野さんの後書きで知りました。
ちなみに私が子どもの頃歌っていたのは、本書の歌詩でもなく、後書きに載っていた幾つかの代表の歌詞でもなく、
確か…
「さよなら三角またきて四角
四角は豆腐 豆腐は白い 白いはうさぎ うさぎははねる
はねるはかえる かえるは青い 青いは葉っぱ
葉っぱは ゆれるゆれるは幽霊 幽霊は消える
消えるは電気 電気はひかる ひかるはオヤジのはげ頭」
でした。
この本では「おばけ(幽霊)」の後「消えるは忍者」なんだ〜。電気じゃないんだぁ。しかも、「忍者」で終わりなんだ。と、そこが一番ビックリしました。
やはり自分は「オヤジのはげ頭」で終わらないと、終わった感がないというか、物足りない気がしました。
でも、「さよならさんかく」って奥が深いわらべ歌(わらべ歌認定していいのでしょうか?)だったんですね〜。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子13歳)
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