ゆきのなかから、生まれた新しいいのち。美しい日本語に綴られた、優しくあたたかな作品。 寒い冬から春に向けて、自然の中でいのちの誕生を歌うようにかろやかに、丁寧に表現された絵本です。
●作者からのメッセージ とりのうたは緑への賛歌です。私にとって緑は、出会いのよってこそ生まれる命の色であり、 二つとない美しい出来事です。そんな感動を鳥に託しました。(末延弘子)
すえのぶひろこさんと美しい日本語に出会ったときの感激は今でも忘れません。 私の絵で、読者の方が言葉とともにみどりの中に旅立つお手伝いができれば幸いです。(佐古百美)
寒い冬からだんだんと暖かくなる春にかけての自然の移り変わりが、小さな生き物たちととりとの優しい会話とともに描かれていました。色使いがやわらかく、冬の厳しい寒さもどこかやわらかい雰囲気になっていて癒されました。 (morimoriさん 30代・ママ )
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