「よし、ぼくは かみひこうきを つくるぞ」 男の子って、本当にかみひこうきが大好き。 せいくんもおりがみはあまり上手ではないけれど、かみひこうきを折るときは、ゆっくり、一生懸命。 立派な青いひこうきができあがります。 お友達といっしょに「せーの、それ!」 せいくんのひこうきはぐんぐん飛んでいきます・・・。
男の子がひこうきを飛ばすとき、どれだけワクワクしているのか、表紙の表情を見れば伝わってきます。視線の先には何があるのでしょうね。ひがしさんいわく、子ども達にとってはこのポーズが重要なんだとか(笑)。 飛び出したひこうきとともに、大人だってあっという間に子どもの気持ちにもどって、そしてクライマックスのシーンでは大興奮してしまうのです。 必ず「わー・・・」と何も考えずにため息をついてしまう時間をくれるのがひがしさんの作品の特徴なのかもしれません。更に子どもにしろ、大人にしろ、どう感じたのか人の感想まで聞きたくなっちゃったりもします。 是非、親子でそれぞれ体感してみてくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
「よし、ぼくは かみひこうきを つくるぞ」 せいくんは、おりがみが あんまり じょうずでは ありません。 だけど、かみひこうきは だいすきです。 せいくんは ゆっくりと、 いっしょうけんめい おりました。 そして、そらいろの ひこうきが できあがりました。 せいくんのかみひこうき、どこまでも飛んでいけ! 保育園・幼稚園児におすすめ!!(3才から)
おりがみがあんまり上手じゃないせいくんが
ゆっくり一生懸命折った紙飛行機。
みちこせんせいが「せいくん じょうず」と褒めてくれたので
お友達に「よし、どこまで飛ぶか競争だ!」って声をかけます。
せ〜の、それ!って飛ばしたところからは
「うわ〜、すごい!!」の一言です。
園の中をすいすいと飛んでいくひこうき。
砂場やたいこばし、ジャングルジムやブランコ。
幼稚園や保育園でよくみる園庭を飛んでいく様子に
次男は大喜び。
最後にみちこせんせいが「つかまえた!」と捕まえてくれますが
それまではせいくんと一緒に飛んでいるようでワクワクしました。
次男の先生も「みちこせんせい」なので、
より身近に感じていたみたいです。
ひこうき、飛んでいる間に目がついてるのもミソですね♪
子供と一緒に紙飛行機の飛ばしっこしたくなりました。 (わにぼうさん 30代・ママ 男の子8歳、男の子4歳)
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