家族と田舎へやってきた、こいぬのマフィン。 ぐわっぐわっ、コツコツコツコツ、ほおーうほおーう…… いったい、なんの音でしょう? 子どもの心をとらえるマーガレット・W・ブラウンの幻の絵本を、江國香織さんのみずみずしい訳でおとどけします。
こいぬのマフィンは家族に同行して田舎に旅行。
電車に乗るために箱に入れられたマフィンはいろんな音に耳を澄ませます。
やがて到着して田舎に着いても、知らない音がいっぱい。
「いったいなんでしょう!」
いろんな音があふれる文章が心地良いです。
絵は青、緑、黄、茶色だけの不思議な色彩の世界です。
マフィンが何ともいえない筆致でこいぬそのものです。
どうぞ耳でご鑑賞ください。 (レイラさん 30代・ママ 男の子12歳、男の子9歳)
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