子どもたちに大人気といいますか、子どもたちの方がその魅力を深く知っている!?内田麟太郎&西村繁男コンビ作品。またまた嬉しい新作が登場しました。 「ばけますよ ばけますよ。ようちえんが ばけますよ」 きつねが呪文をとなえると、幼稚園が次々に姿をかえていきます。あれあれ、よく見てみると幼稚園だけでなく、幼稚園にいた人も、窓も、げたばこも、みんな変身している!? 最初のページから1ページめくった途端、子どもたちは何かを察知します。2〜3回めくると完全に事態を把握してすでに目がキラキラ・・・。次のページは?前のページは?ここは?行ったり来たりで暫くは前に進まない! 「100ぺん読んでもおもしろい!」というキャッチフレーズも納得、さすが安定の面白さなのです。 ところが。 動物に変身して、魚に変身して、虫に妖怪に。わーい、これこそ内田&西村ワールド!なんて、子どもと一緒になって探し絵を楽しんでいると・・・突然びっくり!! いきなり絵本からぽーんと放りだされたような場面に出くわします。 こんなことってあり!? そして、まだまだ。更に自由で奇天烈でへんてこで、でもとっても平和な展開が待っています。言葉だけじゃ伝わらないですよね(笑)。実際に体験してみてください。そして是非子どもたちの反応を教えてください!個人的に好奇心が止まりません。 それにしても、このお二人のナンセンスはどこまで進化していくのでしょうね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
「ばけますよ ばけますよ。ようちえんが ばけますよ」
きつねが呪文をとなえると、幼稚園が、次々に姿をかえるこの絵本。姿をかえるのは、幼稚園だけではありません。幼稚園にいた人も、窓も、げたばこも、み〜んな変身してしまいます。
人気作家・内田麟太郎と西村繁男発、めくるのが楽しい、へんてこ変身絵本。
4〜5歳児に読みました
「ばけますよ ばけますよ ようちえんが ばけますよ」」
とはじまると一気に子どもが絵本に集中します
幼稚園児には「ようちえん」がキーワードらしく、いつもは後ろの方に座っている子も前にやってきます
ページをめくると期待通りの子どもの歓声!
登場人物も化けていることに気付くと「見えない見えない」ともっと前に・・・
ページがかわるたびに「わぁ〜次はなんだろうね・・・」
ラフスケッチが出て来た時は「・・・?」きょとん
そしていよいよクライマックスは内田麟太郎さんワールド満載の流れです
読み終わると子どもたちがじっくり見たくて絵本に殺到でした
(風の秋桜さん 40代・その他の方 )
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