私が子供の頃からの人気者「バーバパパ」。それもそのはず、フランスで最初の絵本が出たのが今から35年前!そして今回の新刊はなんと10年ぶりだそうです。 私も「バーバパパ」のお話が大好きでした。何と言っても自由自在なあの体。楽器になって自分で演奏したり、他の動物になって遊んだり。一番印象に残っているのは体を使っておうちまで作ってしまった話。とっても自由で、何でも自分達でできてしまって、そして何をするのもとっても簡単な事の様に思えてくるのが読んでいる時の幸せでした。ちょっとお洒落なのも好き。 そして今回は火星に行くお話。そんな雰囲気はもちろん健在で、あまりにも気軽な宇宙旅行なのです。久しぶりにときめいてしまいますね。
バーバヒカリが火星から来た通信をキャッチ。音楽のような響きです。火星にも音楽の好きな人が住んでいるのかな。それなら会いに行かなくっちゃ! 早速みんなで火星に向けて出発。順調に着陸すると火山がずらり。でもようく見ると地面の割れ目に青々と草が茂っています。たどって行くと・・・。びっくり、びっくりな火星人に出会います。 みんなで楽しく交流していると巨大な緑の草が襲ってきて・・・。
話の根底には自然との共存など大事なテーマも流れています。親子で2代でわくわくしてください。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
バーバファミリーが火星で出あったのは?火星からの通信をキャッチ、さっそく火星へ出発したバーバファミリーは、 そこでプンプンファミリーに出会います。すると突然、緑の化け物が襲ってきて……!
工学が好きなバーバピカリが、火星からの通信をキャッチして、みんなで会いにいこうとします。
火星で出会う火星人の姿は面白いです。形はバーバパパたちにそっくり!色だけ白黒でいろんな模様になっています。お互いの自己紹介はたくさんありすぎて読むのが大変。
ブンブンぐさの話も面白いです。
でも、地球から持ち込んだインゲン豆が大増殖してしまい、持ち込みは良くないと勉強になります。
みんなでやっつけて、豆を食べてしまいます。楽しく勉強にもなる絵本でとても良かったです。 (あいりっくさん 30代・ママ )
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